歯を失った際の一般的な治療方法は「入れ歯」や「ブリッジ」があげられます。
これらの治療方法は「保険が適用できる」「一般の歯科医院で治療ができる」といったメリットがありますが、その反面、噛む力や見た目（審美性）、耐久性などの課題があります。また、入れ歯は装着時の違和感、ブリッジは隣の健康な歯を削る必要があるなどのデメリットもあります。
一方、インプラント治療は保険が適用されない「自費診療」で、適切な治療を行える限られた歯科医院でしか治療ができないといった問題がありますが、入れ歯やブリッジと比べて噛む力・耐久性・審美性に優れた治療方法です。
インプラントは精度の高い治療法として世界的に浸透している治療方法です。チタン等の丈夫な金属で作られた人工歯根を顎の骨に埋め込み、顎の骨と強力に結合させ、それを土台にして天然歯のような人工歯を装着することで噛む力が伝わりやすくなり、自分の歯と同じような感覚を取り戻すことができます。
1本のみ、複数もしくは全ての歯を失った場合でも、それぞれの患者様に合わせた細かな治療が行えることも、インプラントが世界的に浸透している理由です。

POINT1　パック料金制度

インプラント治療を受けたいと思った時に、一番気になるのは「費用」ではないでしょうか？
当院では、パック料金制度をご用意しておりますので、費用面で悩むこともありません。
分かりやすい料金と正確な治療を行わせていただきます。

POINT2　無理にインプラントを勧めません

インプラントは天然歯に限りなく近い感覚を取り戻せる最新の治療方法です。
素晴らしい治療法ですが、すべての方に最適な治療法というわけではありません。
インプラントよりもブリッジや入れ歯の方が適している方もいらっしゃいます。
患者様にとって、どの治療方法を選択することが一番良いのかをしっかりと話し合い、治療を進めていきます。

メリット

デメリット

インプラント

審美性	審美性に優れ、天然歯のような仕上がりになる。
噛む力	天然歯と同等の咀嚼力まで回復できる。
違和感	ほぼない。
味覚への影響	ほとんど影響がない。
他の歯への影響	他の歯に影響が出ない。
適応症	一歯欠損～全歯欠損まで。

ブリッジ

審美性	比較的に優れていて、自費診療の素材を使用すれば天然歯に近い仕上がりになる。
噛む力	支えになる歯の状態で違いはあるものの、天然歯の6割程度まで咀嚼力が回復する。
違和感	少ない。
味覚への影響	ほとんど影響がない。
他の歯への影響	支えになる歯に負担がかかる（支えの歯の寿命を縮める場合もある）
適応症	支えになる歯が必要。

入れ歯

審美性	見た目が劣り、部分入れ歯の場合は金属のバネが目立つ。
噛む力	天然歯よりも大きく低下してしまう。
違和感	違和感や異物感を強く感じる。
味覚への影響	熱や味を感じにくくなる。
他の歯への影響	部分入れ歯の場合、バネをかける周囲の歯に負担がかかる。
適応症	ほとんどの場合で適用が可能。

健康な歯をできるだけ残したい

入れ歯やブリッジを固定するためには、健康な歯を削り、被せる歯を固定する場所を確保する必要があります。

顎の骨に直接土台を固定するため、健康な歯を削る必要がありません。また、隣の歯の負担も軽減することができます。

入れ歯の装着感が苦手

入れ歯の形や素材によっては、時間の経過と共に変形してしまう場合があり、お口の中に強い違和感を感じることがあります。

お口の中で触れる面積が少なく、顎にしっかりと固定されるため違和感もとても少ないです。

入れ歯が動いたり外れてしまう

入れ歯がお口の中で動いてしまうと、上手く咀嚼ができず、食事が困難になります。また、会話の最中に入れ歯が動いたり外れてしまう場合もあります。

顎の骨にしっかりとインプラントを埋入して固定するので、食事や会話の最中に外れることはありません。硬いものもしっかりと噛むことができます。

第三段階